中国四国農政局長視察

(シルクファーム通信 2022年5・6月 第3号 掲載)


シルクファームより

5月19日
中国四国農政局長視察

 農林水産省 中国四国農政局長 山本徹弥様一行がシルクファームへ視察に来られました。鳥取市や岡山方面から多くの方にお越しいただき、まずはいちご狩り観光農園【中海フルーツパーク】、さつまいも栽培ほ場を案内しました。

彦名干拓地 さつまいも栽培ほ場

その後、農機具メーカー クボタのスマート農業『ANSポット栽培』でのノウフク連携として、障がい者のミニトマト栽培状況を視察していただきました。ミニトマトのポットを並べる作業を実際に見ていただきました。

ANSポット栽培のミニトマトハウス

視察後は栽培や海外輸出の現状や課題点を話し合い、とても有意義な時間となりました。

季節はめぐって…
定植開始!

 さつまいもの定植が始まりました。例年と同じく、中海フルーツパークハウス付近の圃場、富益支所付近の圃場と前回お話した、皆生の圃場に植えていきます。

 昨年の7月頃は豪雨でさつまいもが腐ってしまうことがありました。今年は昨年のような被害がない事を願っています。

田起こし…入水…
水田に移る山の緑、空の青。

 お米です。ハウスの苗を軽トラ荷台のラックに積み、田植え準備を行います。ラックから定植する機械に苗を移したら、田植え本番です。

 こちら↓が田植えを行った後の田んぼです。実りの秋に向かって、すくすく成長していけ〜!また、猪も見かけられました…。猪による被害は、稲を踏み倒して柔らかい稲穂を食べると言ったものです。水田まで、入ってこないで〜!

可愛いあの子
紅しずく・金太郎

この可愛らしい葉っぱ・・実はスイカなんです。シルクファームは今年からスイカの栽培に取り組んでいます。「紅しずく」という平均糖度が12度〜13度と高い品種で、重さが2.5kg〜2.8kg程度の小玉なスイカです。蒸し暑い夏は、みずみずしいスイカを頬張り乗り切りましょう!

可愛い葉っぱが特徴的なスイカ

スイカと同じく、マクワウリの栽培にも取り組んでいます。マクワウリは味瓜とも呼ばれ、メロンに似た味わいです。栽培する品種は「金太郎」と言い、橙黄色の鮮やかな外観で、果肉は白肉というものです。スイカもマクワウリも、みずみずしさがたっぷりなので蒸し暑い夏の時期にピッタリです。

スイカとは見た目が異なるマクワウリ

終盤を迎える
いちご狩り観光農園、次期へ向けて

 いちご狩り観光農園、次期へ向けて今期は予約が満員になるくらい大勢のお客様に来ていただきました!その中でも、毎週のように来ていただくお客様がおられたり、ココのいちごしか食べられないから買いに来ました、など嬉しいお声を沢山聞くことが出来ました!

 コロナ禍の中でもたくさんの予約メールや電話をいただきながら、いちごの生育状況で人数制限をすることになりました。次期はそんな事が無いよう従業員一同、努力していきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 いちごの苗作りも始まっており、約55,000本を目標にポット受けという作業も行っている最中です!いちごの育苗はとても難しく、毎年のように病気が発生しており、なかなか苦戦しています(^^;今までの失敗を糧に今年こそはしっかりとした良い苗を作るのを頑張っていきます!