春一番!

(シルクファーム通信 2022年3・4月 第2号 掲載)


シルクファームより

春一番!
負けるな白ネギ

 降雪による葉の折れ、生長点の停止により苗が小さくなってしまった白ネギ。ここ最近は強風により土寄せをした畝が平らになったり…と自然界の洗礼を受けながらも元気に成長しています。

 液肥を施すことにより少しずつ回復し、葉の色も緑を増してきています!これから段々と暖かくなるにつれ、病害虫の発生も多くなるので、予防をしていきます。また、草も益々生えてきますので、管理機を通し草抑えをしつつ軟白部分の確保もしていきます。

お疲れ様でした。
ミニトマト収穫がひと段落

 皆生圃場にあるミニトマトハウスの収穫が終わり片付けに入っています。今季から皆生でもミニトマトを栽培していますが、なかなか良いものが出来たのではないかと思っています。グループ内には定期的に購入して毎日のように食べるミニトマト好きのスタッフもいました。
 ハウスの片付けが終わったら、すぐ来季に向けて播種を行っていきます。播種は、皆生と彦名両方を同時に作っていく予定です。来季も良い苗、良い実を作れるよう精進します。

常に新しい挑戦を
さつまいも苗の栽培

 今年は初めてさつまいもの苗の栽培を行います。自家で作る本数は5万本を予定しています。さつまいもの苗は写真のように丸々一本を土の中に入れて作ります。 栽培は島根大学 生物資源科学部との共同研究で行い、ハウスには気温・温度センサーを設置しています。温度管理が難しいのでこまめにハウスの状態をチェックしています。

 また、苗作りと同時で畑の準備も行っていきます。今年は皆生の圃場でもさつまいもを栽培する予定です。自然と向き合う作業なので天候には左右されてしまいますが、順調に作業が進むといいなと毎日空を見上げています。

一年中重宝する定番野菜
長期保存に向いた玉ねぎの栽培

 シルクファームでは今年、皆生圃場で玉ねぎの栽培に取り組んでいます。「もみじ3号」という黄玉品種で、苦味が少なく首締まりが良い特徴を持っています。また、収穫してから約10ヶ月と長期の保存が可能で貯蔵性も優れており、ほぼ年間を通して利用・消費に困りません。
 現在の管理作業は、草抑えと追肥を行なっています。玉ねぎも白ネギ同様、花が咲くと食べれなくなるので収穫のタイミングも気をつけなければなりません。

所変われば成長変わる
日南と富益

 現在、日南の圃場と富益の圃場で試験的にほうれん草を栽培しています(^ ^) 先に日南の方を植え付けしたはずなのにもう生育に差があります(笑)
 ほうれん草は大きくなり始めたら一気に大きくなるのでハウス内の気温を下げたりして生育を遅くしたりして、収穫のタイミングを見極めます。 シルクファームのほうれん草、見かけたら是非食べてみてください(๑´ڡ`๑)

満員御礼
自慢のいちごたち

 観光農園が始まって早3ヶ月になりました。毎回予約枠がいっぱいになるほどのお客様に来て頂いています! オープン当時はいちごの生育があまり芳しくなく、どうなる事かと思いましたが、なんとか最近やっと安定してきた印象です(^-^)
 お客様のおいしい!の笑顔に私たち生産スタッフもいつも癒されています。シルクファームのいちごは練乳いらず!おすすめです(´∀`*)

 そしていちごの苗作りも始まってきました!これから今以上に忙しくなってきそうです(汗)昨年より沢山の苗が作れるように頑張りたいです!(ˊ▽ˋ*)و

(シルクファーム担当 AI・1998・M1)