多くの小さな取り組みを基本に

(シルクファーム通信 2019年 第2号 掲載)

日南物産より


観光農園
「中海フルーツパーク」のオープン

 ほとんど記憶に残るような大雪もなく、冬は通り過ぎてしまいましたが、皆様お元気ですか?
 そんな寒くない(?)3月ではありますが、「中海(ちゅうかい)フルーツパーク」といういちごを中心とした観光農園をオープンすることができました。
日本政策投資銀行さんとの共同記者会見の様子等メディアにも取り上げていただき、おかげさまで予約が取りづらい状況となっております。
運営主体は富ますシルクファームで、日南物産は運営業務を一部サポート(受託)させていただきます。フルーツパークが面白いものになるよう、または、利用していただきやすいように頑張る所存です。
※今期の営業は終了しました。(※2019年5月1日)たくさんのご来園ありがとうございました。
来期の営業につきましては決まり次第こちらのページでお知らせ致します。→
中海フルーツパーク

鳥取県西部の観光を考える人の
バイブル的レポート

 日本政策投資銀行さんとの共同投資案件に関して、大変に力をいただき、小職のバイブルになっているのが「鳥取県西部の観光資源及びこれらを活用した地域活性化についてのポテンシャル調査」報告書です。
このレポートは、日本経済研究所さん(日本政策投資銀行系シンクタンク)が発行している、HPから誰でも見ることのできるレポートですが、総ページ数72ページにわたる詳細なレポートです。
 山陰という地域、地場(じげ)の方々と話していると「山陰には何にもない」といった発言もよく聞きますが、山陰のたくさんの魅力にひかれてIターンしてきた(よそ者の)小職には「たくさんある」ように感じていました。
その想いを裏付けるようなレポートは、同じように鳥取の良さを国内外に発信しようとされている方々にとってはきっと力を与えてくれるものになると思います。
 WEBメディア、紙メディア、書籍等もありますが、このテーマを教えてもらえるようなものは皆無で、小職のバイブルとして穴があくまで読み返したいレポートです。

鳥取県西部の小さな力になれるよう
多くの小さな取り組みを基本に

 昨年と今年は、オープンなどの華々しいイベントも数多くありましたが、本当に重要となってくるのはそれらの後だと考えています。華々しくない、むしろ地味な多くの取り組みや努力が我々の基本となります。
 日南物産のスタッフも、黄金マートで毎週土曜日売り切れごめん市を開催したり、米子空港さんの協力を得て、空港内チャレンジショップをオープンさせたりと小さな取り組みに奔走しております。
地域商社として農業と観光で鳥取県西部の小さな力になれるようメンバー一同努力する所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

(日南物産担当 328)