収穫へむけて準備をしています

(シルクファーム通信 2018年 第3号 4月号掲載)

富ますシルクファームより


そろそろ準備を…

 だんだんと暖かくなってきて、この前までの雪はどこへやら畑で作業をしていると汗が出るほどになってきています…(汗)

さて、今年もさつま芋の植え付け準備が始まっています♪圃場に肥料を撒き、耕運する。そして、さつま芋の苗を植えるためにマルチを張った畝を立てます。初めは去年まで耕作放棄地だった新しい畑をやっていき、次に玉ねぎを収穫した畑から次から次へと進めて行きます。

 今年度は、約22万本の苗を植える予定なので、急ピッチで準備を進めています!今から秋の収穫が待ち遠しいです♪

畝たて

新戦力が!

 4月から農業大学校から一人、琴浦支援高等学校から二人、新入社員が入ります♪
次々と耕作放棄地を再生しているので、圃場も増えて人手が欲しくなっていた弊社、いろいろな作物があって大変だと思いますが、一日も早く仕事に慣れてもらって、一緒に楽しく仕事をしていければと思っています♪

予防注射みたいなもの

玉ねぎを植えつけてから5ヶ月くらいがたちました。大切な玉ねぎたちが病気にならないように、お薬を撒いています。人間と同じく、予防注射をしないとスグ病気になってしまい、病原菌に侵され食べられなくなってしまいます…(涙)そうならないために事前に予防しています!

薬の散布はブームスプレーヤーと、なんともカッコいい名前の乗り物で撒いています。両サイドの竿に12箇所もの噴射口があり、いっきに撒くことの出来る優れものです!コレがないと、10haもの畑全てに散布するのは至難の技です…

あと1・2ヶ月で収穫なので、もうひと踏ん張りして、元気で美味しい玉ねぎが収穫できるよう頑張っております!

ブームスプレーヤー

春植えトマト

今年の春植えトマトはミニトマトを2ハウス、大玉トマトを2ハウス植え付けします。ミニトマトはオレンジパルチェ、シュガーリテール、ぷちぷよイエローの3品種。大玉トマトは“りんか”の1品種です。

トマト

 今回は養液土耕栽培という方法を試します。発泡スチロールの中に土を入れ、その中で育てます。そのため、土からの病原菌に入られにくく水の管理も簡単で、収穫時期が終わってからの撤去も簡単になります♪
元気に育ってくれるか心配ですが、収穫時期まで大切に管理していきたいです!

さつま芋貯蔵設備

 富ますシルクファームでは、さつま芋の収穫後に貯蔵性を向上させるためにキュアリング処理を行います!

キュアリング処理とは、高温、高湿度下に3日間おき、さつま芋の傷を癒して、腐敗の進行を防止し、1~1.5ヶ月間熟成させる設備です。この処理によって安定的に美味しい焼き芋やお菓子が作れるようになりました♪

今年から黄金マートにもさつま芋を出荷しているので、ご来店の際には食べてみてください♪

キュアリング施設

(富ますシルクファーム担当 K-Taro)