次の世代につながる取り組みを

(シルクファーム通信 2021年 第3号 掲載)

KOGANEより

ハマヒルガオが
咲き誇る5月

 弓ヶ浜半島の砂浜にハマヒルガオが咲き誇る5月、山陰の美しい自然を見ることができる春から初夏に向けた季節がまたやってきました。みなさまお元気でお過ごしでしょうか。
植物などの自然は、人間の世界の疫病騒ぎを「我関せず」とばかりに必ず毎年季節を知らせてくれます。自然のサイクルは完璧で本当に素晴らしいものですね。

私にとっての
最高の瞬間

 その他にも、私たちが農業やその収益化に日々取り組む中で、とても素晴らしく感じることがあります。それは小さなお客様の存在です。先日も小学校のお子さんたちが学校の遠足で弊社の中海フルーツパークを訪れていただきました。
遠足のチェックポイントの1つになっていて、同じ位の子供を持つ親である私にとって、数百人の子供たちの輝く瞳や、いちごおいしいと言ってもらえる事は、それ以上の喜びはありません。
 この仕事をやっていて、小さなお客様から可愛く正直な評価をもらうことは、最高に嬉しい瞬間です。

4/22 遠足の様子

収穫作業
産学連携

 もう少し大きなお客様にも中海フルーツパークには訪れていただきました。鳥取県立境港総合技術高等学校の高校生のお客様です。産学連携としていちごの収穫作業を手伝って頂きました。いちごの栽培や収穫を学び、それを自分たちでジャムに加工して、マーケティングも同時に行いながら商品化し、学校祭などで販売を行うそうです。


 我々農業の6次産業化の楽しさや大変さは日々チャレンジする中でよく知っていますが、彼、彼女たちにも少しでも伝えられたら嬉しいと感じました。そして、我々シルクファーム・KOGANEが次世代を担う若者たちの目標となるような存在になりたいと強く思いました。

(KOGANE担当 328)