シルクファーム×山陰福祉の会 クボタ社製最新システムを用いた高糖度ミニトマトの協業生産・出荷を開始

ニュースリリース 2020/09/14
シルクファームグループ

 株式会社石田コーポレーションの農業関連グループであるシルクファームグループ(株式会社シルクファーム(鳥取県米子市富益町4670番地7)/株式会社KOGANE(鳥取県境港市松ヶ枝町48/両社とも代表取締役 石田康雄))と特定非営利活動法人 山陰福祉の会(鳥取県米子市加茂町2-180/理事長 山中裕二)は、包括的農福提携事業の一環として、クボタ社製の最新ポット溶液栽培システムを用いた高糖度ミニトマトの協業生産・出荷を開始いたしました。

<報道関係者さまのご取材・撮影が可能なプレスデーを9月18日(金)11:00より米子市内の栽培ミニトマトハウスにて開催させていただきます>
シルクファームグループ/山陰福祉の会/クボタグループの関連者が合同で参加いたし、報道関係者さまのご質問等にお答えいたします。場所等の詳細に関しましては、下記お問い合わせ先よりお問い合わせください。

鳥取から新しい「農業」と「福祉」のカタチを農福連携事業で創造する

 「耕作放棄地の再生」や「ユニバーサルワークの推進」掲げ、観光や輸出を含めた新しい農業に取り組むシルクファームグループと、「地域とつながり、新しいカタチの福祉を創造することで、誰もが夢を叶えられる社会の実現を目指す」という理念をもとに各種の福祉事業を運営する特定非営利活動法人 山陰福祉の会は、新しい農福連携のカタチを創造すべく、具体的な農産物(高糖度ミニトマト)の生産・出荷業務を通じて提携をスタートします。スタート段階では、シルクファームスタッフがミニトマトの生産(栽培)を担当し、山陰福祉の会スタッフが選果を担当します。ユニバーサルワークの理念の下、障がい者、高齢者等にも働きやすい環境を構築することで選果以外の栽培作業においてもスタッフが活躍できる体制を構築する計画です。

山陰福祉の会メンバーによるミニトマト選果の様子

クボタ養液栽培システム「ANSポット栽培」システムを用いた高糖度トマトの栽培に挑戦

 本連携事業は、高糖度ミニトマトの栽培システムにおいて、クボタグループの全面的な協力の下栽培に挑戦します。栽培システムは農業機械等における大手メーカーである株式会社クボタの最新栽培システム「ANSポット栽培」を導入し、質の高い高糖度トマトの生産を行います。本システム(ANSポット栽培)は、「(人工団粒構造培地)ANS培地」と「独立ポット」、「専用コントローラー」を用いることを特徴とした最新栽培システムで、容易に質の高いミニトマト他農産物を生産できるシステムです。本システムを活用することで生産に関わるスタッフの負担を軽減し、品質の高いミニトマトを安定して生産することが可能になります。

※クボタ養液栽培システム「ANSポット栽培」システムの詳細は、以下のWEBサイトをご覧ください(株式会社クボタ ホームページ「ANSポット栽培」システム)。
https://agriculture.kubota.co.jp/sisetu/horticulture/anspot/

積極的な農福連携、新しい技術の導入によって地方創生に寄与していく

 シルクファームグループと山陰福祉の会は、包括的農福連携事業を今後も発展・継続させながら新しい取り組みを段階的に進めてまいります。少子高齢化、人口減少による「労働力の不足」などは農業分野においては深刻な問題となっています。また、福祉分野においては、事業者数の減少に伴う就労機会の減少なども課題になっています。両事業者の農業を軸とした協業アプローチは、耕作放棄地の再生を促進し、また障がい者雇用を含めた多様な雇用を生み出し、観光など新たな産業の創出、国内外からの収益を生み出すなど地域活性につながる可能性を秘めています。今後も、シルクファームグループと山陰福祉の会は、それぞれの事業における取り組みや農福連携によって地方創生に微力ながら寄与していきたいと考えております。



──────── お問い合わせ先 ─────────
株式会社 KOGANE 米子営業所
(鳥取県米子市米原8-1-32 (株)石田コーポレーション 2F)
電話:0859-30-4138
担当:西上 光弥
メール:

以上