10haの畑で育てている作物の話

(シルクファーム通信3月号より)

 

五月ごろから、主力のさつま芋

富ますシルクファームでは、主に紅はるかという品種をつくっています。紅はるかは、イモの外観が優れる「九州121号」を母、いもの皮色や食味が優れる「春こがね」を父とする交配組合せにより九州沖縄農業研究センターで育成された芋です。

名前の由来は、食味やいもの外観が既存品種よりも「はるか」に優れることからだそうです!その他にも、ハマコマチやシルクスイートといった品種も少しですが育てています♪次回はコガネセンガンやジャガイモを少し植えようと考えています!

 

十月ごろから玉ねぎ

さつま芋の収穫とほぼ同時期から玉ねぎの植え付けをはじめます。品種は、極早生のジェットボール、早生のソニック、中手のターボ、晩生のもみじと、現在4種類の玉ねぎを育てています♪

早く植えて早く収穫できる品種は甘くておいしい新玉ねぎに!遅く植えた品種は長く貯蔵が出来ます!今は、雪の下でジッと春が来るのを待ています。今から収穫が楽しみです♪

 

耕作放棄地を再生する

現在、富益町を含め周辺には昔、畑をしていたけど今は雑草が伸び放題の土地がたくさんあります…そんな土地をもう一度作物でいっぱいにしていこう!と耕作放棄地の再生を目指しています。

今も耕作放棄地を少しでも再生しようと圃場を増やしている最中で、三年後には30haを目標にしています!更に、ユニバーサル就労も支援しています!

ユニバーサル就労とは、様々な理由で働きたくても働くことができない状態にある方でも、本人の個性や意欲に合わせて多様な働き方を作り出して、社会を構成する一員として自らの意思により社会経済活動に参加してもらうことなんです♪

米子の町を元気に過ごしやすい、そして働きやすい環境へ少しでもなるようにと考えています!

 

甘くておいしいイチゴが安く手に入る!?

 

イチゴ収穫最盛期の今、自分たちで収穫、パック詰めしたイチゴをJA西部(アスパル)にお昼ごろ出荷しています!価格は他のイチゴより安い値段で出しています!安いですが味は自信があります!もし立ち寄る機会があれば、是非一度ご賞味を♪

 

毎日雪かき…

 

今年は去年よりも雪が長引いて、ビニールハウスの換気をする巻上げ部分が雪に埋まってしまい、連日雪かき作業でした…冬ですが日が出ればハウスの中はあっという間に35度を超えたりします!

そんなに温度が上がってしまうと、トマトの苗やイチゴも駄目になってしまうので、すぐ開けれるように午前中には作業を終わらせます!そのおかげで、今日も元気に育っています♪

 

新たな挑戦…!

 

2月9日、地元IT企業【株式会社ケイズ】さんと農商工等連携事業計画「ITを活用した圃場管理・栽培施設の新たな農業オペレーションシステムの開発・販売とイチゴ観光農園の事業化」について、中国四国農政局、中国経済産業局から認定をいただき、5年間に亘って事業を推進することとなりました。

この事業を通じて地域の活性化に貢献したいと考えております。

 

(富ますシルクファーム担当 K-Taro)